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上品な振袖とは?選び方のポイントと派手になりすぎない洗練コーデのつくり方

上品な振袖とは?選び方のポイントと派手になりすぎない洗練コーデのつくり方

成人式や晴れの日に着る振袖は、特別な思い出とともに写真にも残る大切な一着。
だからこそ「派手すぎず上品に着こなしたい」という方は多いのではないでしょうか。

成人式らしい華やかさと落ち着きを兼ね備えた上品な振袖は、いつの時代にも人気です。

今回は、振袖を上品に見せるポイントや選び方のコツ、派手になりすぎない洗練コーディネートのポイントを徹底解説。

さらに、人気の上品振袖ランキングや避けたいNG例、テイスト別コーデもご紹介します。

成人式に向けて上品な振袖が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

振袖を「上品」に見せる5つの基本ポイント&選び方

上品な振袖とは?選び方のポイントと派手になりすぎない洗練コーデのつくり方

成人式で振袖姿を上品に見せるためには、いくつかのポイントがあります。

以下に紹介する5つのポイントを、振袖選びの参考にしてください。

  1. 薄めの地色を選ぶ
  2. 柄は小さめ・流れのある古典柄がベター
  3. 生地の素材はしなやかなものを選ぶと高級感アップ
  4. 小物は引き算が鉄則
  5. 髪型・髪飾りも上品コーデの一部

1.薄めの地色を選ぶ

振袖全体の印象を大きく左右するのが「地色=ベースカラー」です。

上品さを出すなら、白・ベージュ・薄ピンク・シャンパンゴールドといった“淡いカラー”がおすすめです。

薄めの地色は肌映りを明るく見せる効果もあり、顔まわりにやわらかな光が差し込むような印象に。
清楚で落ち着いた雰囲気を自然に演出してくれます。

皇室の方々の着物や振袖の色もクリーム色や薄ピンクなどの淡い地色が多くみられます。

一方で、紺・深緑などのダークカラーは重く見えがちですが、着る人の顔色に合っていれば地味な印象にはなりません。

顔写りと柄の雰囲気が合っていれば、深みのある上品さが際立ちます。

2.柄は小さめ・流れのある古典柄がベター

上品な振袖とは?選び方のポイントと派手になりすぎない洗練コーデのつくり方

上品さを演出するには、「柄の種類」と「配置バランス」も重要です。
柄は小さめで、流れのある古典柄がおすすめ。

梅・桜・扇・熨斗(のし)などの伝統的な古典柄は、晴れ着らしい品格を感じさせます。

それも大きめのモチーフがポンポンと配置された大胆な柄よりも、繊細さを感じさせるデザインがベター。

小さめの古典柄が流水や雲などの柄と組み合わさったような流れのある柄であれば、さらに優雅な印象になります。

さらに、柄が全体に密集していないこともポイントです。上前のメインの柄以外は柄少なめで余白があったほうが、落ち着いた品格が生まれます。

ほかにも適度に刺繍が入ったものや、辻が花柄なども上品な印象です。

3.生地の素材はしなやかなものを選ぶと高級感アップ

振袖の「上品さ」を左右するポイントのひとつが、生地の質感です。
しなやかで細かな織りの正絹を使った振袖は、美しい艶があり高級感を演出してくれます。

生地のクオリティが高い振袖は、持ったときにしっとりとした落ち感があり、発色にも差が出ます。

また、刺繍や金彩があしらわれた振袖は、柄に立体感が加わることでより格調高く見えます。

上品な印象に仕上げたい場合は、素材の良さや手仕事による工程の有無にも注目するとよいでしょう。

4.小物は引き算が鉄則

上品な振袖コーディネートを完成させるには、「小物の引き算」が欠かせません。

帯や帯締め、伊達衿、バッグ、草履など、小物で華やかさを足していくのは振袖コーデの基本ですが、上品さを重視するなら足しすぎないバランス感覚が大切です。

たとえば、すべての小物をゴールド系でそろえるとゴージャスすぎて派手に見えたり、レースやビジュー付きの装飾が多すぎると上品な印象からは遠ざかってしまいます。

シンプルな白やベージュ系の小物、またはシャンパンゴールドなど、控えめなトーンで統一することで洗練された印象になります。

小物はあくまで振袖姿の引き立て役。「全部盛り」ではなく、あえて“引く”ことが、全体の美しさや上質さを引き立てる秘訣です。

5.髪型・髪飾りも上品コーデの一部

上品な振袖スタイルを目指すなら、髪型や髪飾りもトータルで整える必要があります。
どんなに振袖が上品でも、ヘアスタイルが盛り髪や派手なカラーリングでは全体の印象がちぐはぐになってしまいます。

おすすめは、黒髪や暗めの髪色をベースにしたツヤのあるまとめ髪やシニヨンスタイル。
編み込みやねじりを効かせたアレンジも、柔らかくナチュラルな印象になります。

髪飾りは、大ぶりなものをひとつだけ使う、もしくは小さな花を数個バランスよくあしらうのが上品見せのポイント。

真っ赤やショッキングピンクなどの強い色よりも、白・淡いピンク・くすみカラーなどが振袖の色や柄となじみやすく、落ち着いた印象になります。

花てまり厳選・トレンド人気の上品な振袖TOP3

トレンド振袖の中から、花てまりおすすめの上品な柄の振袖人気TOP3を画像とともに紹介します。

1位:水色地に辻が花文様

上品な振袖とは?選び方のポイントと派手になりすぎない洗練コーデのつくり方

爽やかな色の振袖に辻が花の柄が上品な美しさを際立たせてくれます。

2位:白地に古典柄

上品な振袖とは?選び方のポイントと派手になりすぎない洗練コーデのつくり方

派手になりそうな色使いの柄を、あえて控えめに描いて余白を活かすことで清楚感を演出。

3位:ベージュ地に花柄

上品な振袖とは?選び方のポイントと派手になりすぎない洗練コーデのつくり方

優しい印象を与えるベージュの振袖に、同系色の柄で上品な雰囲気に。
流れのある柄でスラっとスタイルよく見えます。

要注意!振袖の上品さを損なうNG例

上品な振袖とは?選び方のポイントと派手になりすぎない洗練コーデのつくり方

振袖を選ぶとき、成人式らしい華やかさを追及しすぎた結果、上品さを損なってしまうケースも少なくありません。

ここでは、品のある振袖スタイルを目指す際に注意したい3つのポイントを紹介します。

はっきりした地色の振袖は上品に見えづらい

はっきりした地色の振袖は「上品」な印象には見えづらいため、選ぶ際には注意が必要です。

赤・黒・青などのビビッドな色味は存在感があり写真映えしやすい一方で、色のインパクトが強いため上品というより「華やか」「派手」「目立つ」といった印象を与えがちです。

特に真紅や漆黒のような濃い色は、コーディネートによっては強すぎる印象になり、落ち着いた品のある雰囲気から遠ざかってしまいます。

上品に見せたいなら、白や淡い色、くすみカラー、ベージュ系などの“やわらかい”色調を選ぶのが安心。

顔映りもよく、清楚で品のある美しさを際立たせてくれます。

大きめ柄・カラフル・金彩が多すぎると派手に見える

柄の大きさや配置も、振袖の印象を大きく左右します。
柄が大きくてカラフルだったり、金彩が全体に施されていたりすると、どうしても華美な印象になりやすいです。

上品に見せたいなら、柄はやや小さめで余白があるものを選ぶのがポイント。
控えめな花柄や、落ち着いた色合いでまとめられた古典文様などが好相性です。

また、金彩や刺繍などの装飾は部分的に使われているほうが品よくまとまります。

盛りすぎコーデは下品に見られがち

成人式らしい華やかさを意識しすぎた「盛りすぎコーデ」は、上品どころか下品に見られがちなので注意が必要です。

たとえば帯にビビッドカラーを選んだり使用する小物の色数が多かったり、大きすぎる髪飾りや派手なネイルなど、“成人式らしい華やかさ”を出しすぎると、上品さからは遠ざかってしまいます。

上品な振袖コーディネートには”引き算”が欠かせません。
振袖と着る人が本来もつ美しさを小物で活かすような、ちょうどよいバランスを心がけましょう。

上品だけど個性も出したい人へ!おすすめの振袖コーディネート術

上品な振袖とは?選び方のポイントと派手になりすぎない洗練コーデのつくり方

「上品さは大切にしたいけれど、物足りない振袖姿にはなりたくない」という方に向けて、上品さを保ちつつ自分らしい個性も演出できる振袖のコーディネート術を紹介します。

全体をシンプルにまとめて小物でワンポイント

上品な印象を保ちたい場合は、振袖自体や帯、小物の色数を抑えて全体をシンプルにまとめるのが基本です。

「ワンポイント」で自分らしいアクセントを加えることで、さりげない個性が光ります。

たとえば、白や淡色ベースの振袖に、差し色としてパープル系の帯締めを取り入れたり、伊達衿にパール付きやラメ感のある素材を選んだりすると、上品さの中に華やかさが加わります。

控えめだけど印象に残る程よい個性を演出できます。

髪色は黒髪~暗髪がベスト

振袖に合わせる髪色も、上品さを左右する大切な要素です。
上品に仕上げたいなら、髪色は黒髪~暗髪がベスト。

黒髪やダークブラウンなどの暗髪系は、どんな色柄の振袖ともなじみがよく、上品で清楚な印象に仕上がります。

また、光の当たり方でほんのり色味が見えるラベンダー系やネイビーブラックなど、さりげないニュアンスカラーを取り入れるのも個性を出す方法のひとつです。

一方、ブリーチカラーや明るすぎるヘアカラーはカジュアルな印象になりやすく、振袖の格調とミスマッチに感じられることも。

明るめのヘアカラーは上品よりも派手な印象になりやすいので注意しましょう。

メイクは寒色系がおすすめ

振袖に合わせるメイクはトレンドや自分の顔立ちに合ったカラーを選ぶのが基本ですが、「上品&個性」の両立を目指すなら寒色系が狙い目です。

青みピンクやラベンダー、ローズ系などの寒色系カラーは、知的で透明感のある雰囲気を演出してくれます。

アイシャドウやリップ、チークも全体を寒色で揃えると統一感が出て、大人っぽく洗練された印象に。

反対に、オレンジやコーラルなどの暖色系を使いすぎると、ややカジュアルで元気な印象が強くなってしまうため注意が必要です。

【テイスト別】おしゃれ&上品な振袖コーディネート3選

自分のなりたい振袖のイメージごとに、おしゃれかつ上品なコーディネートを参考にしたい方もいることでしょう。

古典・かっこいい・大人っぽいの3テイスト別・おすすめのコーディネートポイントを画像とともに紹介します。

古典

上品な振袖とは?選び方のポイントと派手になりすぎない洗練コーデのつくり方

正統派の古典柄は、コーディネートもあえてシンプルに。
振袖そのものの良さを引き立てます。

かっこいい・クール

上品な振袖とは?選び方のポイントと派手になりすぎない洗練コーデのつくり方

カラフルに主張するような色の小物を使わないコーディネートで、全体的にクールな印象に。

大人っぽい

上品な振袖とは?選び方のポイントと派手になりすぎない洗練コーデのつくり方

優しい印象の振袖の色柄と同系色に小物を統一することで、おしとやかで上品な雰囲気を演出。

まとめ

上品な振袖は、落ち着いた華やかさや大人の気品を演出したい方にぴったりです。

振袖選びでは、淡い地色や小さめの柄、金彩が控えめなデザインを意識することで、上品な雰囲気が引き立ちます。

花てまりでは、トレンド感をおさえた上品な振袖を多数ご用意しています。
品のよい印象でありながら個性を演出したい方にむけたコーディネート小物もバリエーション豊富。

上品さと自分らしさを兼ね備えた振袖をお探しの方は、ぜひ花てまりにご相談ください。

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