「成人式は振袖以外でも大丈夫?」
「スーツやドレスで行っても浮かない?」
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
近年はライフスタイルの多様化により、成人式にスーツ・ワンピース・袴など“振袖以外”の選択をするケースも見られます。
費用・好み・体調・家族の考え方など、背景はさまざまです。
この記事では、振袖以外の服装のルールや選択肢、後悔しない判断基準を振袖専門店の現場目線で分かりやすく解説します。
- 成人式に「振袖以外」で出席しても問題ない?
- 振袖以外で出席する人の割合はどれくらい?
- 成人式で選ばれている「振袖以外」の服装一覧
- 振袖以外で出席するメリット・デメリット
- 実際どうだった?振袖以外で参加した先輩のリアルな声
- 振袖に抵抗がある人へ|実は“振袖=可愛いだけ”じゃない
成人式の衣装選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
成人式に「振袖以外」で出席しても問題ない?

実際に成人式に「振袖以外」で出席することは問題ないのでしょうか。
成人式に服装の正式なルールはある?
成人式の服装に、法律や自治体が定めた正式なルールはありません。
成人式はあくまで「新成人を祝う式典」であり、ドレスコードが明確に決められているわけではありません。
基本的には参加する人の自由で服装を選べます。
とはいえ、「式典」というフォーマルな場であることに変わりはありません。
派手すぎる服装や露出の多いスタイルは控え、品格と清潔感を意識することが基本マナーです。
振袖以外=マナー違反ではない理由
「振袖を着ないとルール違反なのでは?」と不安に思う方も多いですが、実は明確なルールはなく、振袖以外の服装がマナー違反になることはありません。
大切なのは“新成人としての自覚を持って式典に参加すること”なので、その意識のもとに自分がふさわしいと思う服装を選んでOKです。
実際に、経済的または身体的な事情、好みや考え方などからスーツなどを選ぶ人もいます。
会場の雰囲気と“少数派”になる可能性について
振袖以外が問題ないとはいえ、会場の実際の雰囲気は圧倒的に振袖姿が多数派です。
成人式当日は、9割以上の女性が振袖で出席する地域がほとんどです。
つまり、スーツやワンピースで出席することは少数派であることは間違いありません。
実際に振袖以外で出席した人の多くが「当日は思っていた以上に振袖が多くて驚いた」と話しています。
振袖以外で出席する人の割合はどれくらい?理由は?

成人式に振袖以外で出席する人の割合をみていきましょう。
実際の成人式会場での振袖以外の割合
振袖以外の服装で出席する人の割合は、地域によって差がありますが、全体の1〜2%程度です。
つまり、1学年に1〜2人いるかいないかという少数派です。
全国的にみると、地方よりも首都圏のほうがスーツなどの割合は多いといえます。
振袖以外を選ぶ人に多い理由は?
振袖を着ない理由には、さまざまな事情があります。
代表的なのは次のようなケースです。
- 仕事や学校の都合で振袖準備の時間が取れない
- 着慣れない和装に抵抗がある
- 費用をできるだけ抑えたい
ほかにも、妊娠や育児のタイミングと重なって動きやすい服装を選ぶ方、女性的な装いが苦手で自分らしいスタイルを大切にしたい方などもいます。
いずれも「振袖を着られない」ではなく、「自分に合った形で成人式を迎える」という前向きな選択です。
そのうえで、「後悔しないか」を一度立ち止まって考えることも大切な準備のひとつといえるでしょう。
成人式で選ばれている「振袖以外」の服装一覧

振袖以外にも、成人式で選ばれている服装は複数あります。
実際に会場で見られる振袖以外の服装の種類と、それぞれの特徴・注意点を紹介します。
スーツ(パンツ/スカート)はどこまでOK?
スーツスタイルは、振袖以外で最も選ばれる服装です。
特にパンツスーツは動きやすく、シンプルで上品な印象を与えます。
ただし、成人式は華やかな場でもあるため、黒やグレーなどの一色では少し地味に見えることも。
インナーやアクセサリーなどで明るさをプラスすると、写真映えしやすくなります。
スカートスーツを選ぶ場合は、丈の短すぎるデザインや露出の多いものは避け、清楚で落ち着いた印象を意識すると成人式にふさわしい雰囲気になります。
ワンピース・ドレスで参加する場合の注意点
ワンピースやドレスで出席する場合は、フォーマル感と季節感のバランスが大切です。
成人式は1月開催が多いため、ノースリーブや薄手素材を選ぶと寒々しく見えてしまうことも。
デザインや生地の選び方、防寒対策を意識して選びましょう。
基本的にはジャケットやショールを合わせ、露出を控えめにすることで品格が保てます。
また、靴やバッグもフォーマルな式典仕様に揃えると、成人式にふさわしい雰囲気になるでしょう。
袴で参加する人はどんな人?
振袖に代わる和装として、袴を選択する人もいます。
大学の卒業式で着るイメージが強い袴ですが、「個性を出したい」「自分らしいスタイルを楽しみたい」という新成人に支持されています。
ただし、振袖に比べると華やかさは控えめで、選ぶ人の少ない少数派ではあります。
「人と違うスタイルにしたい」という明確な意志がある方におすすめの装いです。
訪問着・色無地・小紋は成人式向き?
母親や親戚から譲り受けた訪問着や色無地を着る選択肢もあります。
訪問着や色無地は式典にふさわしい格の着物ですが、振袖よりもかなり落ち着いた印象になり、20歳の若い方達が集まる成人式という場では適切ではないという考えが一般的です。
小紋は普段着なので、成人式にはカジュアルすぎてNGです。
成人式は、やはり「未婚女性の第一礼装=振袖」が基本です。
振袖以外で出席するメリット・デメリット

成人式で振袖以外の服装を選ぶことのメリット・デメリットを確認しましょう。
振袖以外を選ぶメリット
振袖以外を選ぶことのメリットには、以下があげられます。
- 準備や移動がラク
- 費用を抑えられる
- 自分らしいスタイルを表現できる
スーツやドレスなどの洋装であれば、着慣れている分動きやすく、長時間でも快適に過ごせます。
また、振袖レンタルや購入に比べて費用を大幅に抑えられる点も大きな魅力です。
さらに、ファッションとしての自由度が高く、「自分らしさを表現したい」「人と違う雰囲気で出席したい」という方にはよい選択肢になります。
知っておきたいデメリット
振袖以外を選んだ場合は、どうしても「当日の会場で少数派」になります。
会場内の9割以上が振袖姿なので、人と違うことが気になる方は居心地が悪いと感じるケースもあります。
また、「会場内で目立ちたいから」という理由で振袖以外の服装を選ぶことはおすすめしません。
どんな服装も振袖の華やかさには及ばないため、注目を集めることはできないケースがほとんどです。
後から「やっぱり振袖にすれば…」となりやすいケース
後から「やっぱり振袖にすればよかった」となりやすいケースは以下の通りです。
- 友人の中で自分だけが洋装で地味に感じた
- 家族に「せっかくだから振袖を着てほしかった」と言われた
- 周囲のSNSを見て「一生に一度だし振袖を着ておけばよかった」と思った
振袖を着ない選択にも、妊娠や体調、ジェンダー、家庭の方針などさまざまな理由があります。
選択に自信が持てないまま当日を迎えると、会場で落ち着かないと感じるケースも。
写真や記憶は長く残るため、事前に「自分だけ周りと違う装いになる」というイメージをしっかり持ち、覚悟したうえで臨みましょう。
また、家族にとっても成人式は特別な日。
事前に気持ちを話し合っておくと、後悔のない選択につながります。
服装の自由がある今だからこそ、自分の選択に自信をもつことが大切です。
実際どうだった?振袖以外で参加した先輩のリアルな声

実際に振袖以外で成人式に参加した先輩の感想には、賛否の両方があります。
「スーツで出席したけれど、意外と注目されて緊張した」
「周りが全員振袖だったので、少し場違いに感じた」
「準備がラクで助かったけれど、写真を見ると華やかさが足りなかった」
という声がある一方で、
「自分のスタイルを貫けてよかった」
「親友と一緒に写真が撮れたので満足している」
という前向きな意見もあります。
振袖以外の選択自体が間違いではなく、“自分が納得して選んだかどうか”が最も重要です。
振袖に抵抗がある人へ|実は“振袖=可愛いだけ”じゃない

「振袖は可愛すぎて似合わない気がする」「体型が気になる」という思いから、振袖以外の服装を選択する方もいます。
ただし近年は、落ち着いた色味やシンプルな柄の“かっこいい系振袖”も人気を集めています。
振袖に抵抗を感じる人に知ってほしい3つの視点を紹介します。
かっこいい・落ち着いた振袖コーデという選択

振袖は可愛さだけでなく、コーディネート次第でかっこいい・落ち着いた印象も叶います。
振袖というと「赤・ピンク・花柄」というイメージを持たれがちですが、実際には黒、紺、深緑などの落ち着いた色味のシックなデザインも豊富。
さらに帯や小物の合わせ方次第で、甘さを抑えたモードな雰囲気に仕上がります。
可愛らしい雰囲気や華やかすぎるのが苦手な方には、控えめながら存在感がある「かっこいい系の振袖」をおすすめします。
体型コンプレックスがある人ほど振袖が向く理由

「体型が気になるから和装は不安」と感じる方も少なくありません。
しかし実際には、振袖には体型の気になる部分をカバーして美しく見せる効果があります。
帯でウエストラインを整え、腕や足の太さが気になる部分も自然にカバーしてくれるため、洋装よりも体型が目立ちにくい装いです。
着付けのプロが体型に合わせて補整を行うので、立ち姿も写真映えも格段に良くなります。体型を気にしている方ほど振袖がおすすめです。
振袖+袴という折衷案もある

「振袖を着たいけれど、派手すぎないか心配」で、どうしても振袖で参加したくないという人には、振袖に袴を合わせるスタイルもおすすめです。
上半身は振袖でも胸から下は無地の袴で隠れるため、華やかさと落ち着きを両立できます。
「せっかくの成人式だから和装を着たいけど、華やかすぎるのは苦手」という方、人と被らない個性的な着こなしを目指す方におすすめの選択です。
まとめ|成人式は振袖以外もOK!“知った上で選ぶ”ことが大切
成人式は、振袖以外でも出席できます。スーツやドレスでもマナー違反ではありません。
自由に選べる時代だからこそ、見た目の華やかさだけでなく、「どんな自分で節目の日を迎えたいか」を考えて選ぶことが大切です。
とはいえ、振袖は一生に一度の成人式を彩る特別な装い。
今は落ち着いたトーンやシンプルな柄も多く、“自分らしい振袖”を見つけることができます。
選択肢のひとつとして検討してもよいかもしれません。
振袖専門店・花てまりでは、最新トレンドから王道の古典柄まで幅広く取りそろえ、振袖選びから前撮り、当日の着付けまでをトータルでサポート。
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